川崎総合法律事務所

事務所報アーカイブ

現在の場所: ホーム > 事務所報アーカイブ > あおい空第3号


柏崎原子力発電所見学

竹内 克己 (事務局)

 平成16年10月23日,私は兄弁の菊池先生,熊谷先生とともにある観光バスツアーに参加しました。 目的地は新潟県柏崎市にある柏崎原子力発電所で,1泊2日で原子力発電所を見学するという内容のツアーでした。 私たちは朝早く出発し,昼頃から原子力発電所内を見学し,ガイドから当該原子力発電所は強固な岩盤の上に建設され,多少の地震ではびくともしないという解説を受け,見学を終えました。 見学を終えた私たちはホテルのある新潟県の中心部に向け出発し,丁度,新潟県十日町市の山道をバスがさしかかった夕方午後5時56分ころでした。 バスが大きく揺れ,ガツンという大きな衝撃を受けました。 バスは緊急停車し,私は交通事故でも起こったかと思ったのですが,大きな地震が発生したということが分かりました。 まさに中越地震を直に体験することになってしまいました。 皆でバスを降り,衝撃の原因を探るべくバスが走ってきた道を戻ってみると,道の半分は陥没して無くなっており,もう半分は傾いていて今にも崩れそうな状態でした。 私たちの乗車していたバスは,崩れる道を間一髪のタイミングで走り抜けたのでした。このときのことを思うと今でもゾッとします。

 その後,私たちはホテルに泊まることはできず,近くの下水道処理施設に避難させてもらうことになり,1日避難生活を送りました。 翌日には何とか新潟県から長野県に移動し,長野県から新幹線にのって東京に帰ってくることができました。 その後,私たちは見学した原子力発電所は今回の地震にもびくともしなかったということを聞き,皮肉にも原子力発電所の地震への強さは実証される結果となりました。 1日でも早い中越地震の復興を願うばかりです。

前の記事へ次の記事へ
  
事務所報インデックスへこの弁護士の記事一覧