川崎総合法律事務所

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巻 頭 言

本田 正男(弁護士)

巻頭言

あけましておめでとうございます

 もう20年も前になりますが、司法修習生として横浜地方裁判所で法曹としての心構えについて講義を受けたことがありました。講師の裁判官の方は、30代ではこれこれが大事、40代ではこれこれと、孔子のように、法曹に求められる能力を年代ごとに話されていたのですが、失礼なことに、今ではお名前すら忘れてしまいました。ただ、最後に、60代になったら健康が大切、体を壊してしまったら、どんなに能力の高い人ももういけないと話されたことは今でもはっきり覚えています。なぜそこだけ残っているのかというと、講義後良い話だったねと一緒に聞いていた修習生に話しかけたとき、当時まだ25、6歳位の人の多かった修習生の反応が、おじさんくさい話だったと自分とは余りにも距離のあるような受け止め方だったことを鮮明に記憶しているからです。

 若かった彼らももう直五十路です。ぼくも忙しくて余り睡眠時間もとれないような日が続くと、一体おれは一日何時間働けばいいんだろうと愚痴ったり、それでもなんとか耐えている身体に、今更ながらつくづく両親に感謝する日々があります。あの頃の修習生もみな健康に感謝することのできる歳になりました。20年前には想像すらできなかった最新のウェアラブル端末を腕に巻き、今日も一日が始まります。歩数や消費カロリーまで計測しながら、そのおかげか、近頃意識的に早足で歩くようになったと思うこの頃です。

 年明け早々おじさんくさい話で失礼しました。新しい年に皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 本年もどうぞよろしくお願い致します。

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